
外線番号に着信があった際、着信音が鳴る前に任意の音声ガイダンス(例:通話録音の案内)を再生し、その後にカスタマーサポートなど複数人が対応する窓口へ一斉着信させる設定方法です。
電話端末1台への直通着信ではなく、複数人が対応する「着信グループ」への着信を前提とした設定例です。
この設定の考え方
RemoTELでは、外線番号(ダイヤルイン番号)は「電話端末」「着信グループ」「IVR」のいずれかに割り当てる仕組みになっています。
今回は、以下の2つの着信グループを組み合わせることでガイダンス再生を実現します。
| 役割 | 説明(電話端末の所属) |
| 入口グループ | 外線番号(ダイヤルイン)を直接受け止める、ガイダンス再生専用の着信グループ。電話端末は所属させない |
| 実受けグループ | ガイダンス再生後に、実際に担当者が対応する着信グループ。複数の電話端末・ソフトフォンを所属させる |
外線着信 → 入口グループ(不在判定0秒)→ ガイダンス再生 → 実受けグループへ転送・一斉着信、という流れになります。
設定手順
STEP 1 実受けグループを作成する
ガイダンス再生後に、実際に電話を受ける担当者(複数人)の窓口を作成します。
参照マニュアル: 「着信グループを作成する」の手順1〜2に沿って作成 (https://online.remo-tel.jp/manual-setting-02/)
▶ 着信グループ名:任意(例:総合窓口)
▶ 内線番号:5000〜5999の空き番号(例:5555)
作成後、続けて「着信グループに電話端末を所属させる」(https://online.remo-tel.jp/manual-setting-05/)の手順に沿って、担当者の電話端末・ソフトフォンを複数所属させてください。
STEP 2 ガイダンス音声を録音・作成する
流したいガイダンスの音声データ(WAVE形式)を作成します。
参照マニュアル: 「音声を録音する」の手順1〜2に沿って作成 (https://online.remo-tel.jp/manual-guidance-07/)
▶ 手順4(録音データを吹き込む):例文はそのまま使わず、『この通話はサービス向上のために録音させていただきます』のような、実際に流したい任意のメッセージを吹き込む
STEP 3 共通ガイダンスとして登録する
STEP2で作成した音声データを、共通ガイダンスとして登録します。
参照マニュアル: 「共通ガイダンスを作成する」の手順1〜2に沿って作成 (https://online.remo-tel.jp/manual-guidance-02/)
▶ 手順2(基本情報を入力する)『ファイル』:STEP2で作成した音声データ(.wav)を選択してアップロード
STEP 4 共通着信ルールを作成する
STEP3で登録したガイダンスを再生し、STEP1の実受けグループへ転送するルールを作成します。
参照マニュアル: 「共通着信ルールを作成する」の手順1〜2に沿って作成 (https://online.remo-tel.jp/manual-guidance-03/)
▶ 着信ルール名:任意(例:録音しますガイダンス)
▶ 着信ルール種別:ガイダンス+転送
▶ ガイダンス名:STEP3で作成したガイダンスを選択
▶ 転送先:STEP1で作成した実受けグループ(例:5555)
▶ メール:入力不要
STEP 5 入口グループを作成する
外線番号(ダイヤルイン)を直接受け止める、ガイダンス再生専用の着信グループを作成します。
参照マニュアル: 「着信グループを作成する」の手順1〜2に沿って作成 (https://online.remo-tel.jp/manual-setting-02/)
▶ 着信グループ名:任意(例:総合窓口_ガイダンス)
▶ 内線番号:5000〜5999の空き番号(例:5011)
※このグループには電話端末を所属させる必要はありません(「着信グループ電話端末を所属させる」の手順は不要です)。
STEP 6 入口グループの着信設定を編集する
STEP5で作成した入口グループに、STEP4で作成した着信ルールを適用します。
| 設定項目 | 設定値 |
| 編集場所 | 着信グループ > STEP5で作成したグループ > 着信設定 > 編集 |
| 不在着信時ルール | 設定する |
| 不在判定(秒) | 0 |
| 応答不能時ルール | 個別に設定する |
| 着信ルール | STEP4で作成した着信ルールを選択 |
不在判定を0秒にすることで、着信と同時に即座にガイダンスが再生されます。
STEP 7 架電テストを行う
STEP5で作成した入口グループの内線番号(例:5011)に発信し、以下を確認します。
- ガイダンスが再生されること
- ガイダンス終了後、実受けグループ(例:5555)の担当者全員に一斉着信すること
STEP 8 ダイヤルイン番号を切り替える
テストに問題がなければ、対象の外線番号の割り当てを、入口グループへ切り替えます。
| 順序 | 操作 |
| ① 既存グループの解除 | 着信グループ > 既存の着信グループ > 編集 > ダイヤルイン番号「選択なし」> 保存 |
| ② 入口グループへ設定 | 着信グループ > STEP5で作成した入口グループ > 編集 > ダイヤルイン番号「対象の外線番号」> 保存 |
①→②の順で設定してください。同時に同じダイヤルイン番号を2つのグループへ設定することはできません。
補足:電話機1台で受けたい場合
対応者が1人・電話機1台のみの場合は、上記の手順から一部が不要になり、よりシンプルに設定できます。
| 項目 | 複数人窓口 / 電話機1台 |
| STEP1 実受けグループの作成 | 必要(担当者の端末を複数所属)/ 不要。対応する電話機の内線番号を「電話端末」>「電話番号」から確認しメモするだけ |
| STEP4 着信ルールの転送先 | 実受けグループの内線番号を選択 / 電話機の内線番号を直接入力 |
| STEP2・3・5〜8 | 共通(変更なし) |
入口グループ(ガイダンス再生専用の箱)は受け手が1人でも複数人でも必ず必要で、変わるのは「ガイダンスの後に誰が電話を取るか」の設定方法(グループを作るか、端末の内線番号を直接指定するか)だけです。






