非通知着信、同時通話数、不在着信、応答不能設定の設定方法を解説します。
これらの着信設定は「電話端末」「着信グループ」「IVR」に対して設定いただけます。
本章で設定するポイントは図の通りでございます。次項より詳細な設定方法を解説いたします。
1 着信設定の設定方法
手順 1-1
各項目の設定画面内の「着信設定」タブから設定いただけます。
本項目は着信グループを設定例を紹介します。
RemoTEL管理画面の左メニューバーより「グループ」>「着信グループ」をクリックします。
手順 1-2
編集する着信グループを選択する
手順 1-3
上部タブの「着信設定」をクリックし、「編集」をクリックし、必要項目を編集します。
2 着信設定の動作詳細
着信設定の各項目の動作の詳細を解説します。
2-1 非通知着信
非通知で電話がかかってきた場合の動作を設定します。
非通知着信時ルール
- 設定する:非通知からの着信を受けた場合の動作を設定します。
- 設定しない:非通知からの着信を受けた場合の動作を設定しません。(非通知を着信する場合はこちら)
着信ルール
非通知を着信した際の着信ルールを選択します。
着信ルールを新規で作成する場合は「共通着信ルールを作成する」の手順に沿って作業してください。
※「非通知着信時ルール」を「設定する」を選択すると表示されます。
- 着信ルール種別:着信ルールに設定されている着信ルール種別が表示されます。
- 転送先:転送先の電話番号が表示されます。
- 電話番号:RemoTEL外の電話番号へ転送する際に外線番号が表示されます。着信ルールが「転送」かつ、転送先が「番号を指定する」と設定されている場合、転送先の電話番号が表示されます。
- メール:着信ルールがボイスメールの場合、ボイスメール送信先が表示されます。
- メモ:着信ルールに設定しているメモ内容が表示されます。
2-2 同時通話
同時通話数の上限や上限を超えた場合の動作を設定することが可能です。
同時通話数とは
RemoTELを通じて同時に受信・発信できる通話数のことです。
- 最大同時通話数の設定は「電話端末」を除く、「着信グループ」、「IVR」、「コールセンター業務」で設定できます。
- 最大同時通話数の設定で、ご契約の同時通話数以上を設定しても、ご契約の同時通話数が上限となります。
- 転送先電話番号にRemoTELで契約している電話番号を指定して通話を行った場合、同時通話数が3通話消費されます。
同時通話制限ルール
- 設定する:同時通話数の上限と、上限を超えた場合の動作を設定します。
- 設定しない:同時通話数の上限を設定しません。
※設定しない場合は、お客様のご契約同時通話数の上限に従い、上限を超える着信を受けた場合、ビジー状態となり通話が切断されます。
RemoTELバージョン 3.4.10以降では、回線集中ガイダンスが再生され切断されます。
最大同時通話数
同時通話数の上限をいくつにするか設定ができます。
1 ~ 契約数の最大値の間で任意の値を設定します。
着信ルール
同時通話数上限を超えた場合どのような動作をするか着信ルールから選択します。
- 着信ルール種別、転送先、電話番号、メール、メモ:「非通知着信」の着信ルールと同様です。
注意事項
- 同時通話数を超えた状態で発信をした場合は、オペレータ向けにガイダンスでご契約上限である旨のガイダンスが再生されます。
2-3 不在着信
コールの状態で何秒間お客様を待機させるかを決定します。
待機上限後の動作は「応答不能設定」にて設定します。
不在着信時ルール
- 設定する:着信に応答できない場合の時間・動作を設定します。
- 設定しない:着信に応答できない場合、お客様は待ち呼となります。(着信音が鳴り続ける)
不在判定(秒)
何秒間、待ち呼の状態でお客様を待機するか設定します。0 ~ 7200秒の間で任意の値を設定します。
2-4 応答不能設定
不在着信で設定した秒数となった場合の動作を設定します。
応答不能時ルール
- メニューのシステム設定(着信不能時の設定)に従う:「システム設定」>「着信不能時の設定」に設定されている内容で動作します。
- 個別に設定する:応答不能時の動作を個別で設定します。
着信不能時の設定
応答不能時ルールが「メニューのシステム設定(着信不能時の設定)に従う」になっている場合、システム設定に登録されている内容が表示されます。
- 着信不能時のガイダンス:「着信不能時の設定」がガイダンスの場合、再生されるガイダンス名が表示されます。
着信ルール
応答不能時ルールが「個別に設定する」になっている場合、応答不能時どのような動作をするか着信ルールから選択します。
- 着信ルール種別、転送先、電話番号、メール、メモ:「非通知着信」の着信ルールと同様です。