不正発信への対策

2023.06.07

悪意のある第三者がお客様ご利用拠点以外からインターネット経由でBIZTELサーバへアクセスし、BIZTEL管理画面から登録しているアカウント情報(内線番号とパスワード)を特定する事例が発生しています。アカウント情報が特定されると、対象の内線番号が利用可能となるため、海外への国際発信を不正に利用され高額な通話料金が発生するなどの被害が想定されます。

不正発信の仕組み

このような不正発信の対策としてRemoTELサーバの機能である「アクセス制限設定」によるRemoTELサーバへのアクセス元IPの制限を行う方法がございます。

アクセス元のIPアドレス制限によるセキュリティ

1. お客様で実施いただく不正発信の対策

1-1 RemoTELサーバへのアクセス元IPの制限

通話機能や管理画面へのアクセスを利用できる信頼されたIPアドレスのみを許可し、RemoTELサーバへのアクセスをアクセス元IPで制限することが可能です。

設定方法は「IPアクセス制御」にてご案内いたします。

1-2 アカウントと電話端末のパスワードを推測されない複雑なものに設定

アカウントと電話端末のパスワードを第三者に推測されにくい複雑なものに設定することで、内線が特定されるリスクを低減することが可能です。

アカウントの作成方法は「アカウントを新規登録する」にてご案内いたします。

電話端末の作成方法は「電話端末を新規登録する」にてご案内いたします。

2. RemoTELサービス側の対策

RemoTELサービスでは、お客様の電話が不正発信による被害に遭っていると判断した場合に、お客様の保護のため次のような対策を実施させていただく場合があります。

  • ご契約のRemoTEL緊急連絡先へ連絡し、不正利用の可能性が考えられる内線での利用状況を確認させていただく場合があります。
  • お客様の国際発信のご利用を一時的に停止させていただく場合がございます。
  • お客様のRemoTEL管理画面から登録されているアカウント情報のパスワードを変更させていただく場合がございます。
  • RemoTELサービスで、不正利用で発信された特定の国や地域宛の発信を一時的に停止させていただく場合がございます。
  • 不正利用で発信された特定の国や地域に対する接続を一時的に規制させていただく場合がございます。

正規利用のお客様にはご迷惑をおかけいたしますがご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。

これらの対策は、総務省から出されている対策要請に基づき実施しております。
第三者によるIP電話等の不正利用への対策について(要請)

3. 注意事項

  • RemoTELを利用しているアクセス元ネットワークに誤って禁止設定を行ってしまった場合、管理画面にアクセスできなくなるだけでなく、発着信を含めたRemoTELの全機能がご利用いただけなくなります。設定はネットワーク管理者様にて慎重に行っていただけますようお願いいたします。
  • お客様によって行ったネットワーク制限設定が原因でRemoTELがご利用できなくなり、設定解除までに時間を要した場合でも弊社では責任を負いかねますので予めご了承ください。
  • 現在のアクセス元IPを誤って禁止設定にし、管理画面へアクセスできなくなった場合は、許可設定にしておいたアクセス元IPから再度アクセス制限設定画面を開き、アクセス元ネットワークの解除設定をするか、RemoTELサービスデスクに連絡の上解除をご依頼ください。

3-1 連絡先

RemoTEL 総合窓口

  • 受付時間: 10:00-17:00 土日祝日及び年末年始を除く
  • 電話番号:03-6625-4397
  • メールアドレス:cs@remo-tel.jp
  • URL : https://remo-tel.jp